2014年6月30日月曜日

フランス4日目

バスを待つが、いつまで経ってもこない。結局、歩いて会場を目指すが、迷ってしまい、1時間以上かかって到着。帰りに連絡があったが、日曜日は路線が変更になるみたい、、、。

本日は、Ecology and Ecotoxicologyの日。といっても、Ecotoxicologyは1題だけで、それを聞き逃したけど。

ワラジムシ類は体内に重金属を高濃度で蓄積するためEcotoxucologyは人気あるのに、今年は何故か少なかった。

Zimmerさんは、系統関係(ニッチも?)の様々な組み合わせを準備して、物質循環の様々なパラメーターに及ぼす影響を調べていた。また、気候変動に興味があるようで(ポスターで発表していた)、水分量の違いも検証していたが、あまり明瞭な結果は出ていなかった。組み合わせ種数が2種か4種と単純過ぎるのが原因かも、だそうだ。

交尾関係は繁殖投資と配偶者選択があった。前者はワラジムシ類ではメジャーな研究で、成長と子、子の数と子の大きさ、などにトレードオフがみられ、それらと生息環境の関係を調べることが多い。今回はチュニジアの広域種で調べ、発生した時期によって違いがあった。

配偶者選択は知らないことが多かった。オカダンの雄は、非ボルバキア、処女、交尾可能段階の雌を選択することを示し、また、それには体表面の匂いが重要であることを示していた。あと、ボルバキアは実験的に感染させると、野生の感染個体よりも嫌われるみたい。

大きな空間スケールの分布、実験アリーナにおける集合の研究もあった。で、チェコの研究者が個性の研究を発表。擬死行動の個性。

個性と言えば、で、森山先生の論文がバンバン紹介されていた。すごい。


結果の解釈が良く分からなかったけど、個体変異を個性と呼ぶ必要があるのか、みたいな質問が多かった、、、と思う。

そして、おおとりはHassallさんで、集団と個体の合計のコストが最小になるように集合している、という話を25年間の継続データに基づきしていた。カバだって、フジツボだって同じなんだ、広範囲に適用できるぞ、ということが狙いだったのかな。笑いを取りまくっていた。

メニューに写真が載っている店を探して、フランス4日目になって、やっとパンに挟まれていない物を食べた。最後の2切れは修行みたいになったけど。


チョコレート摂取量が異常。1日に2、3箱食べている(甘すぎて美味しくはないのだが)。グリコ社のミカド、というすごい名前のポッキー的なお菓子を発見。

2014年6月29日日曜日

フランス3日目

フランス3日目。

寒い。そして、結構、強い雨が降っている。昨日、チケットをもらったので、バスで行くことに。バス乗り場を探すのに少し手間取ったが無事に乗れた。

Evolutionary Biologyのセッションの一日。発表者のほとんどが会場となっているのポワティエ大学の人達だった。

序盤は、微生物関連でボルバキアの働きをRNA干渉?を使って調べたりとか、メタゲノム解析からウイルスの塩基配列を探ったりとか。

あと、リケッチアは悪者なのか、役に立っているのか、という研究もあったけど、このアイデアは日本人グループのアブラムシの研究が発端となっているようだ。

休憩を挟んでからは行動生態学で、交尾様式と遺伝的多様性の研究が続く。飼育実験や野外調査、さらには、ボルバキア感染も絡んでおり、かなり先を行っている印象。

ただ、結果は、あまり理論の予測とは一致しておらず、適当に交尾している可能性が高い?みたい。ここには力を注ぐべきでは無いか、、、でも、マイクサテライトを使った親推定は使えるようにならないと。

最後は、形態と系統の関係で、ランドマークをとって全体のシェイプを解析していた。


方法は33のランドマークを決め、プロクラステス整列を使って補正?し、それを多変量解析・座標付け。方法自体は標準的な方法だと思うけど、結構、変異が表れているみたいなので、分類でも使えるかな。

系統との関係については、タクソンサンプリングによる影響があるのでは、という質問をされていた、、、多分。その通りかなと思った。

午後から希望者はエクスカーションに行くので、私は街中をブラブラ。

ノートルダム教会。ノートルダムは色々な所にあるな、と思って調べたら、聖母マリアの意味らしい。


本屋には日本のコミックーナーがあった。というよりも、コミックは日本の物のみ。ちなみに、電化製品、とくに、パソコンの日本製品はほぼ皆無。


チョコレートとパンに何か(若干のバリエーションがある)を挟んだ物しか食べていない、、、。

バーでワールドカップ(ブラジル?)を放送しているみたいだけど、人はほとんどいない。フランスはサッカーよりツールドフランスが好きと言うが、母国以外はさほど興味ないのかな?

2014年6月28日土曜日

フランス2日目

TGV。


日本で予約してきたので、問題なく乗れた。改札はなく、車掌さんの見回りでキセルがバレると高額の罰金が取られるという仕組みだけど、今回は一度も見回りに来なかった。


8時過ぎにポワティエ駅に到着。どのバスに乗って良いのか全く検討がつかなったので、地図を購入して、1時間ほど歩いて会場へ。


出席者の大半がフランス人。会場のポワティエ大学はワラムジムシ類のボルバキア研究の拠点みたいなところなので、共生細菌の研究が多い。

日本人は一人みたい。イランから2名参加しているので、アジア人は合計3名。

フランス人以外だとチュニジアからの参加者が多いのが印象的。

ポスター発表も終了。いつもながら、あまり伝わってないかな、、、。

西周りは時差ぼけが出にくいんだったかな?かなりの早寝早起き(9時に寝て、3時に起きる)ぐらいですんでいる。ちなみに9時は昼間のように明るい。

こんな感じでフランス2日目が終了。

2014年6月27日金曜日

フランス1日目

11時間ちょっとでアムステルダムに到着。

結構、ギリギリのタイミングでパリ行きに乗り換えて、1時間チョットでシャルルドゴール空港に到着。

空港からモンパルナス駅行きのバスに乗るが、これが渋滞にハマっておおよそ2時間かかり、すでに9時間近い。

目的地はポワティエという所で、モンパルナスからTGVで1:30チョットかかるので、本日の移動は諦めて、駅近くで宿泊。

ということでフランスに入っただけの一日。

2014年6月26日木曜日

逃亡

本日から1週間ほど国外へ逃亡。

10:25(10早くなる?)に福岡空港を飛び立ち、とりあえずアムステルダム空港へ。

ここ数日のバタバタした状況を引きづったままの出発。忘れ物は大丈夫か。

2014年6月25日水曜日

暇人

ほぼ何も覚えていない。

午後に、利他行動に関する講義とシロアリを使った学生実験をしたことは覚えているけど、、、。

明日からは暇人な生活になるのか。

2014年6月24日火曜日

目が痛い

昼休みに30分ほど会議と大学院生を統計の勉強した以外は、ずっと授業の準備と書類書きで終わった。

目が痛い。

2014年6月23日月曜日

語り合う

午前中は小学校2年生とカブトムシについて語り合う。


大学に戻ってナカナカの大物書類と格闘。その間に、色々とメールが届く。秋には、中学生と土壌動物について語り合うことになった。

あとゼミで本読み。ヒトの出現とか。

大物書類は明日でどうにかなるかな。

2014年6月22日日曜日

ヘラクレス

集中講義で、ピットフォールの回収。マーク個体の再捕獲に失敗。個体数推定の課題の予定だったが、急遽、改善方法の課題へと変更。

その後、ポスターの見直しをして印刷の発注。

そして、明日の準備で、カブトムシの小ネタを少し考える、、、どうなることか。すぐに終わる予定だったが、写真から動画を作ったり、MacのPower PointからWinへの移行など、本質的ではないことにかなりの時間と有した。
一応、ヘラクレスも持っていこう。


あと大物書類を一つ残しているが、これは、月・火曜日で決着つけよう、、、疲れた。

楽しみにしていた、清洲会議、を観た。面白かったが、これまでの三谷作品に比べると盛り上がりに少し欠けた感がある。

2014年6月21日土曜日

生殖器官

集中講義、と言っても、実験で、昨日設置しておいたピットフォールトラップで甲虫を採集して終わり。標識再捕法の勉強なので、マークをして放虫。

学会発表の準備とカブトムシお話の準備をしなければ、と昼ご飯に某コンビのある物を食べた直後、お腹が猛烈に痛くなり、1時間ほどトイレに閉じこもるハメになった。以前も同じ思いをした気がする、、、。

どうにか復活したので、ポチポチと大学院生が作ったポスターを修正して一先ず完成。明日、見直して印刷の依頼をしてしまいたい。



カブトムシお話は明日一日で片付けよう。

ダンゴムシの生殖器官について、世界的な研究をしていた鈴木幸子さんが、(本人曰く)集大成として総説を執筆され、この度、出版となった。この分野について、あまりにの知識が不足しており、ざっと目を通しただけでは、ほとんど理解できない。来週、じっくりと読みたいところだが。

Female genitalia, reproductive cycle and sperm storage in Armadillidium vulgare (Crustacea, Isopoda, Oniscidea)
Suzuki and Zieglerc (2014) Invertebrate Reproduction & Development

2014年6月20日金曜日

タヌキとカラス

午前、学生実験でフナの解剖。

午後は、土日に行う集中講義の準備でピットフォールトラップを設置。その後、草刈り。

で、学会発表の準備。大学生の英訳で終わる予定だったけど、このままでは説明に苦しみそうなので、少し編集を、、、と思ったら、色々と考えてしまい、まとまらなくなったところで終了。


土日に集中講義。で、月曜日に小学2年生とカブトムシでたわむれる。カブトムシについて10分間ほど話をすることになったが、小学2年生に何を話せば良いのか、、、。

色々と調べていたら、角の大きなカブトムシはタヌキやカラスに襲われやすい、という研究(動画あり)があった。

Rhinoceros beetles suffer male-biased predation by mammalian and avian predators.
Kojima et al. (2014) Zoological Science, 31: 109-115.

筆頭著者は東大生。以前、紹介したカブトムシの本の著者は京大生。最高学府の学生の層の厚さを感じる。

2014年6月19日木曜日

小さな怪物

書類とメール書きをしてから授業×1。午後はGIS修論でワラジムシ類採り、、、102地点で調査して終了。

大学に戻って、新しいプリンターの設定したのは覚えているけど、他に何をしたのか良く覚えていない。学会発表の準備を進めようとするが、やはり英語で苦労するな、と思ったところで終了。


クマムシ?!―小さな怪物 (岩波 科学ライブラリー)

先月開催された土壌動物学会で著者と会話をしたのが嬉しくて、思わず買ってしまった一冊。

もちろん本の存在は知っていたが、クマムシは観察するのが難しいので研究者しない、と心に誓っていたため購入していなかった。

1章はクマムシの概説。クマムシ、、、熊虫。私には熊には見えないのだが、というのは良いとしても、そもそも虫(昆虫)ではない。脚が8本あるのでクモの仲間、、、でもなく、クマムシはクマムシのみで緩歩動物門というグループを作っており、近縁の動物が良く分からないという奇妙な生き物。記載種が世界で1000種ぐらいだとか、、、思ったより少ないな。

2章は、著者の専門であるオニクマムシの生活史について。著者はクマムシの一生を知りたいという欲求にかられ飼育に挑戦するのだが、クマムシは体長1mm以下の動物。そう簡単にはいかず、適切な餌や飼育条件などを決定するのに色々と試行錯誤を繰り返すことになる。その様子が失敗談を交えて書かれており、すぐに諦めていかんな、と自分自身に言い聞かせた。

個人的に興味深かったのは、産卵についてで、クマムシは脱皮中?に産卵をするのだとか。とても不思議。

3章はクマムシ研究、とくに初期のレビュー。なんと1700年代まで遡っている。そんな古い研究なんて勉強する意味あるの、、、と思ってしまうかも知れないが、動物の名前は、1758年以降に発表された最初の名前を使う、と決まっているので、動物の名前を調べるには、それ以降発表された論文全てに目を通さなければならない、というかなり厄介作業が必要となる。

で、厄介な作業にもかかわず、発表してもあまり評判は良くなく、動物を見て絵を書く仕事で楽で良いですね、などと言われてしまう。しかし、誰かがやらないと動物の名前は決まらない訳で、、、誰か、がいない動物群では自分でヤルはめになる。

そして、最終の4章では、クマムシと言えば、の、耐久性についての紹介がなされている。噂が一人歩きしているクマムシにまつわる様々な伝説、この章を読めば、何が正しくて、何が間違いなのか整理できるだろう。

難しい話はほとんどなく、中学生でも読めると思う。一方で、2章の、”たかが”飼育に悪銭苦闘する研究者の姿は、これから卒業研究を始める大学生は一読しておくベキだろう。付録としてクマムシの観察方法の説明もあるので、幅広い方々にオススメの一冊。

目次
1.クマムシってなに?
2.オニクマムシの生活史
3.クマムシ伝説の歴史
4.クマムシはすごいのか?

2014年6月18日水曜日

協力と罰

もう少し頑張れば、、、と日々を過ごす。午後から耳が痛くなり始めた。ボチボチ栄養ドリンクを投入せねば。

午前は授業×3の準備。午後から授業。その後、少しだけ学会発表の準備をして終了。今回は、大学院生との共同研究で、ほぼ同じ内容を先週末、分類学会で発表しているので、それを参考に作ってしまう予定。

明日の大学院生向け授業の準備で参考した本。


協力と罰の生物学 (岩波科学ライブラリー)

自然選択の基本は、多く遺伝子を残す性質は次世代に増える、に過ぎない。したがって、自分の繁殖を犠牲にして他の個体を助ける行為は進化できない、と予測される。

しかし、実際には、自らは繁殖をしない働きアリや餌不足の個体に餌を分けてあげるコウモリなどが知られている。このように他の個体を助ける行動を利他行動と呼ぶが、その進化を説明することは難しく、あのダーウィンも答えを出せなかった。

これらを説明する有力な仮説が血縁選択説で、ざっくり言うと、似た遺伝子を持っている血縁が遺伝子を次世代に残してくれるなら、自分は残せなくても良い、というもので、アリなどでは、これで説明できるのかも知れない。

しかし、上記のコウモリでは、血縁以外も助けることが示唆されている。そこで、登場するのが互恵性の考えである。こちらもざっくり言うと、助けられた個体が助けてくれた相手を覚えていて、相手が苦しいときにお返しをするならば、お互いに得するので進化するのでは、という考え。

この考え、興味深いのは、お返しをしない個体が出てきた時。そのような個体、つまり、裏切り者は、他の個体からの援助のみを受けるので、ドンドン数を増やすことができる。そして、このような裏切り者が多くなると、助ける個体がいなくなるので、その集団は崩壊することとなる。これを「共有地の悲劇」と呼ぶ。

つまり、血縁でない個体が協力し合う集団は、裏切り者の蔓延の危険性をはらんでおり、その集団が維持されるには、それらの対処が重要となる。沖縄に住むトゲオオハリアリというアリの働きアリの中には、裏切って子育てをせずに自ら子どもを産もうとする個体が出現するらしいが、パトロールしている女王に見つかるととっちめられるのだとか。

共有地の悲劇や裏切り者への罰の例が満載。また、ヒトを対象とした社会心理学実験(公共財ゲームなど)の例も多数紹介されている。例えば、協力的なヒトに対して罰を与えてしまうことや、罰を与えること自体に快感があるのかも、とか。こんな生物の見方もあるのだよ、と大学生に進めたい一冊。

目次
1.仲良きことは美しきかな
2.ダーウィンの困惑
3.協力の進化を説明せよ!
4.罰のチカラ
5.ヒトはけっこう罰が好き?

著者は、下記の2章も執筆しているが、こちらの方がちょっとだけ数式が出てきてイメージしやすいかも。


生態学と社会科学の接点 (シリーズ 現代の生態学 4)

ちなみに、上記の本でも引用されている論文の一つも紹介しておく。アリで共有地の悲劇が生じる例を示した論文で、結構がとてもキレイ。共有地の悲劇を実証したのは、微生物以外では始めて?

Public goods dilemma in asexual ant societies.
Dobata and Tsuji (2013) PNAS, 110: 16056–16060.

2014年6月17日火曜日

ストック

明日の授業の準備。4月に準備したストック(去年の見直した版)が無くなったので、結構、時間がかかり、午前中が終わった。

午後は、PCと格闘。大学がライセンスを持っているウイルス対策ソフトのインストールを試みるが上手くいかなかったりとか。あと、出張の書類書き。

その後、大学院生と統計の勉強し、土日に採集したワラジムシ類の整理。


木曜日の大学院生向け授業のスライドを少し作って終了。

2014年6月16日月曜日

日本動物分類学会

土日は日本動物分類学会に参加して、自分自身はサソリモドキ、大学院生はワラジムシの発表。どうにか終了。

会場は国立科学博物館。この博物館、展示は上野公園だが、研究施設は別のところにあり、昔は新大久保にあったが、現在はつくばにある。


大会終了後に標本庫の見学ツアーがあり、テレビでよく見る部屋を見ることができた。写真は撮っても良いが、web公開はダメということ。

本日は、横浜でワラジムシ類採り。

2014年6月13日金曜日

同時刻

明日から日本動物分類学会に参加。

発表の準備もどうにかできた。

心配なのが、発表の開始時刻が日本vsコートジボアールの後半開始と同時刻、、、。聞きに来るのだろうか??

2014年6月12日木曜日

解剖標本

明日の授業で使う甲虫の解剖標本を作る。


溜まった書類の手続きをして、来週の大学院の授業の準備を少し進めたところで午前中が終了。

午後からは、GIS修論のワラジムシ類採り。ラスト3地点というところで雨が降り出した、、、。来週へ持ち越し。

本日、最後の調査地点で見つけた巨大な毛虫。これが大量にいて2名ともビビる。


多分、クスサンの幼虫。さくらの木の下に沢山落下していたが、蛹になる場所を探してたのかな?

大学に戻って、大学院授業の準備をしようと思ったら、卒業生が訪問してくれた。小学校の先生をしているのだが、新しい勉強を始めているそうで、それについて色々と話合った。

2014年6月11日水曜日

Automator

ナゼか、午前中は休講だった。ポスターの相談と午後の授業の準備で午前中が終わった。

昼休みにポスター印刷を発注。ギリギリ間に合うようだが、修正はできない。

午後から授業×2。講義は子育てについてで、その後、実験でプレパラート作成とかピットフォールで採集した動物の同定とか。

終了後、机でいつの間にか寝てた。疲れているみたい、、、。

いつも忘れるのでメモ。テキストファイルをMacのAutomatorで結合する方法。

1.Automatorを開き,「ワークフロー」を選択。
2.「テキストファイルを結合」を右の枠にドッラグ。
3.結合したいファイルを指定して、上記の上にドラッグ。
4.「新規テキストファイル」を右枠の一番下にドラッグして実行。


起きて、自分の学会発表の準備。大幅改訂中だが、一度、論文を作成したので、その図を切り貼りして一先ず草案は完成。雑だな、、、。

2014年6月10日火曜日

難関

小学校で実験。出前授業の前は体調が悪く感じるが、見事に今日も。緊張しているのだろう。

少し早く着いたので、ウミホタルの実験を試してみる、、、発光しない。冷蔵保存ものなので、この移動でダメになったのか?

配布プリントにはこの実験のことが書かれている、、、しかし、色々と経験を積み、誤摩化す方法も身に付いた。小学生には、「残念ながら死んだ」と。

急遽、ホタルを採集しておいて良かった。


この出前授業で最大の難関、給食。今年もどうにか食べ終えたが、当然のごとく、腹痛に。午後の小学校の移動の途中、ホームセンターのトイレに閉じこもるハメに。来年こそは断ろう。

そして、いつものごとく、終わってみれば、小学生のリアクションも良く、やった甲斐があったと気持ちよく帰宅。しかし、緊張から解放されたのか高速で眠気に襲われ、SAで休憩。

大学に戻って、片付け、メールのやり取り、授業の準備×2、学会発表の相談をして終了。未だに自分の発表は手つかず。

2014年6月9日月曜日

意気消沈

月曜恒例のGIS修論ワラジムシ採り。4地点で調査。残り8地点になったそうだ。

午後は学会発表の準備の手伝い、というか、まだ、方向性の相談の段階。DNAデータを確認したり、解剖したりして、どうにか方向性は決まった。どうにかこうにか、ポスター作成を任せる段階まできた。

明日は、小学生向け実験。昨夜、ホタル採りで登山口をウロウロしていたら、隣りの研究室の先生にばったりと出会った。

ヒメボタルを数個体採集したが、1日過ぎて、まだ生きている。どうにか明日まで頑張って欲しい。

時間調整用に、ヤシガニとか、オオグソクムシの標本も持っていく。



教育実習に行っていた学生が少しずつ戻ってきた。声がかすれているが、意気消沈していないので少し安心した。

2014年6月8日日曜日

飛び道具

東京から戻った学生と来週末に迫った学会発表についての相談。

データの解釈に難しい点もあるが、結論はナカナカ面白いと思う、、、時間との勝負。

火曜日は小学校で実験を行う。3クラスで行う予定なのだが、移動に1時間以上かかるので、ほぼ一日がかり。

この準備もしなければならないが、とりあえず、道具を取り出して集めただけ。昨年はヤシガニという飛び道具があったので、小学生が妙に盛り上がったが、今年はない。何か飛び道具が一つ欲しい。ホタルでも探してみるか。

自分の学会発表の準備と授業×3の準備。色々と詰まってしまった6月だが、今週がピークかな。これを凌げれば、あとはどうにかなりそう。

2014年6月6日金曜日

クスダマボール

午前中は授業で終わった。先週、設置したピットフォールを回収してお絵描きの実習。

そして、昼からGIS修論のワラジムシ類採り。6地点で採集して、ほぼ一日が終了。大学に戻って、色々と片付けして、少しだけ書類書きをした。

植物の先生から、青木先生が今夜NHKに出るらしい、と連絡をもらった。これか。


クスノキマイスターから、クスダマボールをもらった。書いて気づいたけど、ダマとボールって同じ意味では、、、。

2014年6月5日木曜日

いないよ

DNA抽出の続きをしてから、PCRを開始。

非常勤の先生から、学生いないよ、と連絡が、、、3年生は皆で遠くに行く日だった。

昼休み前に避難訓練。一緒に避難していた先生と、なぜ一カ所に避難する必要があるのか、について話ながら避難。

PCRが終わったので泳動へ。いくつかのサンプルではバンドが複数見つかった。薄くて見づらい。へんな系統関係を示した個体で、前回は違う領域を読んだのかも。

すぐに精製を始めたかったが、チップがなくなったので、BOXの準備をしていたら会議の時間になってしまった。議題が少ないのですぐに終わるだろう、、、3時間30分ほど拘束。

PCR産物の精製、博物館標本の整理を少し進めて終了。

2014年6月4日水曜日

高校生

博物館所蔵標本の整理。あちこちに保管しており、とても面倒な状況に陥っている。

夕方に、今年3月まで大学院に所属していた高校教員の方が生徒を連れて来る、ということなので、土壌動物をみせようと思い、ツルグレンの準備をする。


せっかくなのでクマムシも狙ってみる。



午後から授業×2。

終了後、標本の整理の続きをしていたら高校生が登場したので、少しお話。ダニとかトビムシは観察できたが、クマムシは発見できず。

頭を切り替えるために、大学院の授業の準備で裏切りの勉強を少しして終了。

先週の土曜日に草地に入って以来、内股が猛烈に痒い。ダニには刺されていないようなので、草にカブれたのかな。

2014年6月3日火曜日

珍しい

明日の授業×2の準備。

実は、1日1地点ペースで進めていた沖縄標本の整理が先日終わった。こんなことは珍しいのだが、、、しかし、まだまだ放置標本は大量に残っている。

ということで、3月の生態学会のときに採集した標本の整理を始める。狙っていた種は採れていないと思っていたが、採れていた。瓶別けした後、2個体からDNA抽出を始める。

今月末に迫った国際学会関連の入金を済ませ、週末の集中講義に参加できなかった学生へ補講して、大学院生と統計の勉強。

大学院生向け授業のために、裏切り、について勉強するが、面白くなり無駄にハマる。その後、博物館保管標本の整理を少し進めて終了。

2014年6月2日月曜日

前途多難

月曜日恒例のGIS修論の手伝い。

昼休みに透明標本の液替えをして、午後の調査に出発、、、1地点を終えたところで雨が降ってきたので撤退。

大学に戻って、教育実習から帰ってきた大学院生と来週末に迫った学会発表についての相談。とりあえず、分担してシークエンス結果の整理をすることにした。

私が担当のCOIデータを解析するが、、、前途多難を予感させる結果。