2013年12月5日木曜日

交尾器

日本産ワラジムシ類のタイプ標本が保管されている某国の博物館から、「temporarily closedなのでしばらく対応できない」と返事がきた。temporarilyってどれくらいなのだろうか。

急遽、ヒノキ林調査のデータ整理して、ゼミで本読み。

魚は、その祖先は海で出現したのだが、その後、淡水に分布域を広げたときに(現在よく見る)硬骨魚類が進化したと考えられているのだとか。で、陸域にある淡水は干上がることがあるので、肺呼吸が進化し、その後、硬骨魚類が海に進出した際に、その肺が浮き袋になったのだろう、と考えられているみたい。

新しい卒論の学生と一緒に、業者の人に機器の使い方を教えてもらう。基本的なことは理解できたので、あとはヤルだけかな。ナカナカ面白そうだけど、どうなることか。

こちらは切羽詰まりつつある卒論の学生。クワガタの交尾器を取り出していた。私はやり方が分からないので、写真撮影しておく。

交尾器は、お尻にあるのだとか。


で、まず、ピンセットでこんな物体を引き抜く。これは交尾器、ではなくて、この袋状構造の中に交尾器が入っている。


袋をピンセットで外すと、交尾器が登場(右上)。


会議で19時過ぎまで拘束された後、明日の授業の準備をして終了。