2012年10月22日月曜日

鋭い

授業の準備、授業、授業の準備、で終わった。しばらくは、月曜日〜水曜日で5コマの授業が、、、辛抱。

で。ダーウィンがきた。良かったですね。連絡していなかったけど、本学の先生も結構観ている番組のようで、面白かった、と声をかけて頂きました。

ダンゴムシで30分番組って、どんなマニアックの内容になるかと思った(期待した)けど、あ〜いう構成だったのか。

じゅじゅちゃん以外にもいましたね。みんな鋭いな、と関心しました。

まず、餌の選択実験。実験観てたら、色々な餌に行くのが不思議で、個体ごとに異なる認識するのか、ダンゴムシって何を手がかりに餌を認識しているのか不思議だな〜って考えてたら、「ダンゴムシの個性が不思議」って言われちゃいました。手がかり物質が多数あるのか、多様な餌に含まれている共通の物質を手がかりにしているのか、面白そう。

ハマダンゴムシの色彩の多様性も面白そうだ。やはり、遺伝形質なのかを知りたいところ。長期飼育で挑むしかないかな。ちなみに、脱皮しても色彩は変わらないのか?知っている人がいたら教えて頂けると助かります。

そして、交替性転向反応の実験も鋭かった。あの実験をやると、普通、色々な条件を曲がらせたくなるんだけど、止まる条件を見つけてましたね。以前から気になっていることの一つが、動物が行動を止める、とき。今回は、臭いが関係していそうだったけど、色々と考えさせられた。

青色ダンゴムシは、これからどんな風に発展していくの期待ですね。明るい方に出てくるのは、かなり不思議。暗い方を好む性質がダメになるなら、明暗半々になって良いハズなので。ただ、ダンゴムシの明暗反応は、色々な条件が絡むので、ウイルスが直接、明暗反応に関係しているのか、間接的に(例えば、餌不足になるとか)影響しているのか、調べたいところ。

あと、個人的には、個性という言葉が気になるので、感染しやすい個体と感染しにくい個体が見つかると面白いな。