2011年5月4日水曜日

見えない

終わりが見えない。整理したら、撮り直したい画像を多数発見。そして、色々と気になることも、、、。細かな修正は、スロヴェニアで、ということで土壌動物学会は極力このままで乗り切る。

発表のイメージが固まらないことには、修正のしようがない。ということで、とりあえずスライドを作ってみることに。



ん〜。何だかパッとしない。

MLの解析が終了。結果は良好。次いで、ベイズを始める。


金曜日締切の書類が手つかずのまま放置されている。ずっと、気になっていたが、、、見えないフリをしていた、、、無駄だった。

茨城のトある海岸のお話。震災で津波をまともに受けたらしいが、先日、青色ワラジムシがいたらしい。電話で教えてもらっていたが、個人的にはとても興味深い。

今回の震災における海水の物理的な移動と土壌塩分濃度の上昇が土壌動物相に及ぼす影響の解明は重要課題で、今度の土壌動物学会でも議論されるとか、、、。本来、海岸に生息するハマダンゴムシに影響ないのは想定内としても、オカ、ワラジ、そして、コシビロもいたのは大事。そして、この調査地で、とっても重要なのは青色個体がいたこと。オカやワラジだけだど、津波の後、どこかから侵入した可能性があるが、青色個体は局所的な分布をするのでその可能性はかなり低い。やはり、群集が生き残ったのだろう。

話が飛躍し過ぎるが、海水を被ってもある程度生きられるなら、ワラジムシ類は海流分散できるかな。系統地理を扱う人間としては、考えさせられる。