2011年2月26日土曜日

教訓

昨夜、買い物の帰り、あえて主道から離れて細い道を車で走っていたら、道路に何か物体が。懐中電灯がなかったので、携帯電話の明かりで探したところ、動物の遺体を発見。どうもイタチのようだ。

車道の真ん中で死んでいたので、路肩に運んで撮影した

日本には5種のイタチが分布しているそうで、これが何と言う種かは不明。

遺体の状況は、死後硬直なのか体はとても堅く、腐敗臭はしない。口から血を流しているが、目立った外傷はなし。あとから気づいたが、頭部が曲がっているかも。

いつものごとく、遺体を持ち帰るのだが、調査中ではないので、ビニール袋がない。ということで、そのまま助手席の脚置きに、購入したばかりの食品と一緒に置いてみる。家についたが、翌日まで車内に放置することに。

そして、今日。昼頃、大学に車で来て、ビニール袋に入れて研究室の冷凍庫に入れよう、、、と思ったら、ビニール袋に何かが付いている、、、もしや。


ビニール袋をせっせとマダニが登っているではないか。マダニは二酸化炭素などを手がかりに動物に付着するので、宿主が死ぬと離れて移動を始める。

よくよく見ると結構な数がいる、、、。おいおい、一晩、車内に放置してたよ、、、と、焦って車に戻って、車内を探したところ、元気なマダニを2匹発見!やってしまった。

教訓、ほ乳類の遺体を車内に放置していけない。